小学生、中学生の時までは記憶は鮮明で
周りが明るかった。義務教育が終わり、
高校生くらいまでだろうか。
新しいことを。また、楽しいことをたくさん経験出来るのは。
大人になるということは、忘れる事だろうか。
もしかすると、嫌な事がたくさんあり、苦痛の多い大人は
記憶が曖昧なのではないか。
絵画、映画鑑賞、読書。インドアな傾向のある趣味。
キャンプ、山登り。アウトドアな傾向のある趣味。
記憶に残るのは、きっと、楽しめているからであろう。
年齢と共に忘れっぽくなるのは、楽しめていないからではないか。
役に立つことを覚えることは、時に苦痛を伴う。
逆に、役に立たなさそうな事で面白い事は、すぐに覚える。
生きていく上で楽しんだ人達は記憶が繋がっているのだろうか。
僕たちが忘れっぽいのは、日常がパターン化したり、
新鮮さを失ったり、楽しめていないからではないか。
ちょっとした工夫をしないと、
どんどん、つまらなくなってしまう。